Fabってさ

元町工場運営のオッサンがFabとコワーク運営すると・・・

FabLabについて

このブログにたどり着く数少ない人の検索ワードに"fab"が少なからず含まれているようなので、fabとは何ぞやというお題でまた書いて見ます。

最初のころ書いてみたのでそれも読んでね。

 https://otafab.hatenadiary.jp/entry/2018/12/24/122955

 

今のJR蒲田駅近くに来て2年半ほど経ち

現在のfab会員さんはおよそ50名

その前の京急梅屋敷近くの時よりは倍近く増えてます。

 

で おおたfabの現状

 

おおたfabは市民工房なんで、

いろんな人が来てますよ。

元々は、技術者的な職業の人が多かったのですが、

最近はデザイナーさんがちょいちょい来てくれるようになり

面白くなってきました。

もちろん普段の仕事は、事務職の方もたくさんいます。

技術的にもまったく工作に縁がなく

初めての人から

プロ級までいます。

 

初めての人は、

経験のある人に聞くことが出来るので

問題解決が早くなり

一人で作るより自分のやりたい事に

向かっていけます。

 

たとえば

会員限定のFacebookグループがあり

そこで、工作についての質問をすると

詳しい会員さんが

かなり親切に答えてくれます。

 

また

”素人でもロボット作りたい”

とか

”礫耕会議”

の作る系の集まりがあり

同じ趣味の方向性を持ったメンバーが

グループで活動しています。

最近はアクセサリーを作る仲間が

増えてきており

そちらも意見交換のような集まりが出来そうです。

 

写真は素人ロボットの集会です。

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作る系以外にも

”商品化倶楽部”のような

作ったものをどう売るのか

売るという仕組みを勉強する会もあります。

fabですが、”商品化倶楽部”にしか興味のない会員さんもいて

千差万別です。

 

 各種集会(イベント)に出席しますと

いろんな職業や意見の人を接することが出来ます。

 単発な集まりですと、

なかなか本音が言えませんが、継続的に行われるイベントだと

だんだん相手のことも分かってきて

お互いの得手不得手が理解することが出来

より突っ込んだ話ができるようになります。

 

実際のところ

”素人ロボット”は30回以上回を重ねてきて

勉強会から具体的に協力して作ろうという雰囲気になってきています。

 

理屈では、一人で技術的なことをカバーするのは無理なことは

分かっているのですが

何をどうすればよいのか私には分かりませんでした。

今だってよく分かりません。

でもグループの中には、

プロジェクト進行がうまい方がおり

その方が、上手くそれとなく議論をリードしてくれます。

そのため命題がはっきりしやすく

何をすれば良いか

知識として何が足らないか

が分かってきます。

 グループの中には、技術者以外の会員もいて

いっしょに勉強しながら

貴重な意見を出してくれるので

方向性を決めるのに多いに参考にしています。

 

一人で黙々製作している会員さんもいます。

グループで命題解決に向かっている会員さんもいます。

おおたfabでは、どちらもOKです。

 

ただ運営とすれば、

単に機械を使う場として機材提供のみならず

おのおのの命題に向かうため

足がかりであったり、

違う知識を提供できる場として

機能するようにしていくつもりです。     

 

個人的には、今礫耕にはまっているので

植物や農業に詳しい方が来てくれるのを望んでますが、

なんせ東京なんで、いない~

誰か来て~

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