おおたfabでやってる事・やろうと思ってる事
おおたfabのメンバーが、コワークしか使わない人も含めると50名を超えてきた。
100名超えてもまだそこそこスペース的には余裕があると思うんだよ。
特に平日。待ってま~す。
ただねコワークスペースとしてはおおたfabはユーザーさんに訴える力がないらしい。利用者数は低調である。
メンバーの80%以上は、fabスペースとして使っている。
fab施設として有名どころである秋葉のDMMや赤坂のTechShopとは、面積・設備は比較にならないけれども東京23区内のfab施設としては大きいほうのようだ。調べた事ないから正確ではないけどね。それなりにはゆったりしている方だと思う。
ついでにfabとしての設備を含めてもおおたfabの設備投資額はどうも少ないようだ。当事者から見てもオシャレで都会的とは言い難い。蒲田にマッチして庶民的ではあると思う。
都会的で、オシャレな空間はよそに任せるととして、(オシャレなオフィスビルはコスト的に無理 蒲田にメードさん?んーん変だ。)
おおたfabとして今やろうとしていることは、メンバーさんが居て気楽で楽しい空間を提供すること。気楽も楽しいも人によって違うからね。万人向けにはできない。ましてやどこからも支援を受けていないので資金は恐ろしく少ない中での実現は・・・
社長がんばってくれ!
資金的にも厳しいなかで継続して運営していくつもりなので,とにかく経費を絞らざるおえない。
設備は中古や貰い物ですませることが出来なくもないが、(そりゃ機械は新品のが使いやすいし、オシャレなデザイン家具はインスタ映えする)運営は完全に機械に置きかえることはできない。でも人を雇うとコストがかかる。
かかれば利用料金に反映するしかない。
だからIoTにも取り組んで今まで人力でやっていた部分で機械に置き換え可能な仕事は置き換える必要あるんだよ。うちには。それもお金ないから自助努力が求められ、ない頭を絞らないと進まない。
なんたって日本は人件費が一番高い。運営側にとって間違いなく機械を使うほうが安い。機械は深夜労働させてもOKだし健康保険や厚生年金の会社負担もない。そして今のところはロボット保護法はない。
ロボット保護法が発効されるとロボットは売買不可能になるんかい?知りたいなぁ。
ルンバ君は売買価格はほぼ8万円 給料20万の人の法定福利費の会社負担分の2~3か月分である。法定福利費会社負担分だからね!それのたった3か月分だ。人は3か月だとまだ教育期間中。ルンバ君はもう教育済み。助かるわ~
ルンバ 今日もキリキリ働け!
働けばオマエの掃除や整備はしてやらんこともないぞ。
ついでに充電もしといてやる。
ルンバ君 おかげさまで人様の仕事が毎日約1時間減る。おおたfabはほぼ休業日がないので月30時間だ。君を使って人の業務を減らしても誰も文句を言ってこなのだよ。日本では人は余っていないから君は貴重だ。
ただで人を使ってはいけないと法律で決まっているのだ。
今のところロボットは売買でき使用できる。ロボット保護法が成立するまでは、その権利を十二分に生かさせてくれ。
話はそれるが単純な機械を使える作業を人に従事させることは、罪悪かもしれないと最近は思う。人にしか今のところ出来ないそうもない作業を人に経験させないで人を使うことは罪悪だ。特に若い人にはさ。アトムがいる世界ではロボットすら守られている。アトムはオイラの脳内では50年以上前にあったはずだ。
結局のところ、おおたfabでは機械が出来ることは置き換え、発生した余力を人にしかできないサービスに時間を投入し人の能力を高めていかないと、生き延びかつメンバーさんに楽しんでもらうことができない。楽しんでもらえることは限定されているけれどね。
人がやった方がよい仕事・作業については意見が分かれると思う。それを理解するためにも『IoT実用化研究会』で、実際にIoT機器を使わないとね。IoTが溢れている社会を想像するためには、使ってみないとさ。
わからなくても体験してみないともっとわからないと思う。少しでも理解したいので協力してくれる会社さんやメンバーさんと日々試してみています。
IoT機器は5~6年前からすると格段に安く種類も増えているのですが、全部買うこと出来ないので、おおたfabに機器を置いてくださる会社さんやおおたfabのメンバーさんに協力してもらって使用テストやってます。
おおたfabのメンバーさんといっしょに作っている機器もあります。そのうち実用テスト始めたらたらご紹介します。
余談なんですが、協力って便利な言葉だよね。
あまり使いたくないのだが、無い袖は振れぬ。
メンバーさんありがとね!
ルンバ君は文句を言わず掃除してろ。故障なんかすんじゃない。